制震補強工事
浜松市中区にて【制震】補強工事を行いました。
制震補強?と思う方も多いかと思います・・・通常住宅の場合耐震補強が多いのですが、
今回は費用面・効果・施工性などいろいろ検討し【制震】を採用いたしました。
補強の種類を少しだけ・・・
耐震補強=家を固くして地震から建物を守る(固い箱)
制震補強=地震の揺れを抑える装置を取付け、地震の揺れを抑える(自分で揺れを抑える箱)
その他免振というものがありますが・・・既存の家には少し難しい為説明は省かせていただきます。
補強工事には【TOUKAI-0】の補助金を申請し費用の一部を軽減いたしました。
建物は築40年程の立派な和風の日本家屋です。建物は敷地の関係上東西に細長く、地震には不利にはたらく形となっていました!
耐震診断の結果0.44(倒壊する可能性が高い)という結果でした。耐震補強を行うには補強の場所や数が多い為費用も現実的では無いほどかかります。
住みながらの工事という事もあり、補強の数や場所の制限を受けないよう【制震補強】を選択・提案いたしました。
では工事の様子を少しだけ・・・
工事場所は主に押入れの中です!!(工事後の見た目に影響が少なく、仕上げにかかる費用も抑えることができます)
工事前(補助金申請用に看板を入れて写真を撮っております)
解体を行います!
そして壁の中に制震装置を取り付けます!
今回は【Hiダイナミック制震工法】を採用いたしました!
家の中に16か所の装置取り付けました!!
↓この中心にある油圧ダンパーで地震の揺れを吸収します!!
取付け時には誤作動や作動不具合が起きないよう、スケールをあてて慎重に取付けいたします。
完成仕上げ後は通常の押入れとして使用できます!!✨
今回採用いたしました【Hiダイナミック制震工法】が気になる方はこちらも覗いてみてください!↓
http://www.edogawamokuzai.co.jp/seishin/hidynamic.html
家の耐震性が気になる方は是非お問い合わせください!耐震診断から補助金申請・補強工事までご説明いたします。
東日本大震災から10年の節目となります。今一度、地震対策をご検討してみてはいかがでしょうか。